「記憶の欠片」
作詞者:羽切 秋冷

見上げた星空に 記憶の欠片探して
涙の中に溶ける 約束の言葉
「ずっと傍で護るから」


始まりは 終わりを
告げる言葉から
追いかけた 夢さえ 
もう届かない

すれ違い 始めた
二人の時間
ありがとう さようなら
紡いだ言葉

貴方を失いたくなくて 
側に居たくて 
知らないフリをしていた


呟いた言葉は 風の中に消えていく
貴方へは届かない 遠いこの想い
「私のどこが強いの?」


もう誰も 信じない
そう決めていた
それなのに ナゼなの?
心が揺れる

穏やかな この日々
幸せな日々
抱きしめた 温もり
きっと忘れない

止まっていた歯車がまた
動き始める 
ゆっくりと流れるように

流れる星達に 二人の未来探して
闇の中に消える あの時の想い
「信じていいんだよね?」


失った記憶は 貴方の影を残して
蜃気楼のように 忘却の彼方
大切な時間を連れ去っていく

見上げた星空に 記憶の欠片探して
涙の中に溶ける 約束の言葉
「ずっと傍で護るから」


見つけた記憶(こたえ)は
「あなたの隣にいたい」